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2021新作 誕生20周年を祝うブルーのダイヤルを備えた限定エディション。A.ランゲ&ゾーネ「ランゲマティック・パーペチュアル」


ランゲマティック・パーペチュアルは、ランゲ・アウトサイズデイトと永久カレンダーを組み合わせた初めての機械式腕時計として発表されました。このモデルは、ゼロリセット機能やすべてのカレンダー要素を同時に進めるメイン調整プッシャーといった小さいながらも精巧な機械的特徴で、他のカレンダー機能搭載モデルと一線を画します。誕生20周年を祝い、ブルーのダイヤルをホワイトゴールドケースまたはピンクゴールドケースに収めた記念エディションがそれぞれ50本限定で展開されます。

 ランゲマティック・パーペチュアルは2001年3月、永久カレンダー、ランゲ独自のアウトサイズデイト表示、ゼロリセット機能、そしてすべてのカレンダー要素を一斉に進めるメイン調整プッシャーを搭載する初めてかつ唯一の自動巻き時計として発表されました。これらの機能を同時に搭載する時計は、今日でもランゲマティック・パーペチュアルだけです。この類い希なる時計の開発と息の長い人気の陰には、ギュンター・ブリュームラインを中心とする情熱にあふれたチームの貢献がありました。ブリュームラインは、新生A.ランゲ&ゾーネの共同設立者で初代CEOを務めた人物です。彼は、時計の美と手作業による完璧な仕上げを融合させるために全力を尽くしました。ランゲマティック・パーペチュアルでそれが見事に実を結んだのです。そのランゲマティック・パーペチュアルが発表されたのは、彼が早世した数か月後のことでした。そして2021年、この時計の誕生20周年を記念して、ホワイトゴールド仕様とピンクゴールド仕様がそれぞれ50本限定で展開されます。

 ランゲマティック・パーペチュアルの新しいバリエーションでは、どちらの仕様でもシルバー無垢製のブ ルーのダイヤルが収められています。フルーティング模様を型押しした深いブルーのダイヤルに、ローマ数字が立体的にくっきりと浮かび上がります。そのローマ数字は、ホワイトゴールドモデルではロディウム仕上げのゴールド製、ピンクゴールドモデルではピンクゴールド製で、それぞれの針、アプライドインデックスおよびムーンディスクと同じ素材です。時、分、曜日、月表示に夜光針を採用し、時インデックスも 夜光性です。ダークブルーのレザーベルトにホワイトゴールドまたはピンクゴールド製のピンバックルを取り付け、時計全体の調和を整えています。



独創的な永久カレンダー
 ギュンター・ブリュームラインが生前、あるインタビューで次のように答えました。「私たちが重視している指標は、技術革新とデザインの差別化です」。オーデマピゲ 時計 レディースそして、「私たちの時計は、クラシックで控えめな外観で、気取りがなく機能的、そして本質的にドイツ的であることが必須です」と語っています。A.ランゲ&ゾーネでは、それを追求する中で、わずかな違いを多数のディテールに反映させようとする風土が醸成されてゆきました。ランゲマティック・パーペチュアルは、あらゆる面でその大きな期待に応えています。

 ダイヤルは情報を階層化する原則に基づいてデザインされ、カレンダーの各表示要素は直観的に最も読み取りやすいようになっています。アウトサイズデイトは、最も重要なカレンダー要素として目立つ位置に配置されています。左のサブダイヤルは曜日、右のサブダイヤルは月を表示します。この永久カレンダーは、うるう年を含む4年周期で月ごとに異なる日数を正確に示します。時計を一旦正しく合わせれば、計算上、2100年まで日付を手で修正する必要はありません。6時の位置にあるスモールセコンドに統合されたムーンフェイズ表示も、実際の月の満ち欠けが1日分の誤差に達するまで122.6年もかかるほど緻密な計算に基づいて設計されています。カレンダーのすべての表示要素は、10時位置にある埋込み式のメイン調整プッシャーで同時に進めることもできれば、別の調整プッシャーで個別に進めることもできます。



自動巻き式時計の傑作
 自動巻きキャリバーL922.1 SAX-0-MATは、ランゲが開発したゼロリセット機構を搭載しています。リューズを引くとテンプが停止して、秒針が瞬時に帰零します。これにより、時刻合わせが素早く容易にできます。両巻上げタイプのローターは、時計を短時間だけ装着しただけで最大46時間ものパワーリザーブを蓄えるのを助けます。このローターは21Kゴールド製でプラチナ製分銅を備えており、4分の3プレートに取り付けられています。そのため、ハンドエングレービング入りテンプ受けと昔ながらのスワンネック形緩急調整装置を組み込んだ調速機を時計裏側から見ることができます。

 ムーブメントの厚みを5.7mmに抑え、ケース直径38.5mm、高さはわずか10.2mmという薄型の時計を実現しました。細部に至るまで職人の手によって完成されたランゲマティック・パーペチュアルは、永遠の芸術品と言って過言ではないでしょう。すべてのランゲ自社製キャリバーに適用される二度組方式は、妥協のない高品質を追求する姿勢の表れです。それは目には見えなくても、時計を着用すれば感じられるものです。

ベル&ロス(Bell&Ross) ファッションのプロが語る、


航空計器からのインスパイアによってデザインされたミリタリーウォッチ。スクエアタイプのセラミックケースを採用しており、コーディネートのアクセントになる個性的な腕時計を探している方におすすめです。

形状をフラットにして光の反射を抑えた、サファイアクリスタルの風防を採用。防水性能に優れているため、さまざまなシーンで活躍するアイテムです。



1940年代のパイロットウォッチを現代的にアップデートさせたミリタリーウォッチ。視認性を高めるためにミニッツスケールや秒針に配した、ポイントカラーのオレンジがデザインのアクセントになっています。

ケースやベルトの素材はステンレスで統一しており、ビジネスシーンに馴染みやすい落ち着きのあるルックスが魅力。裏側がシースルー仕様となっているので、自動巻きムーブメントが動く様子を目で見て楽しめます。



インデックスとして分を示すアラビア数字があしらわれた、ユニークなミリタリーウォッチ。すっきりとしたフォルムのステンレスケースは径38.5mmと程よい大きさで、気軽に装着できます。

傷が付きにくいサファイアクリスタルの風防を採用しているのもポイント。ブラックの文字盤にブラウンのレザーベルトを合わせて、シックなデザインに仕上げています。

遠目からでもみんなの視線を集める腕時計、そのトクベツなカタチ

人とは違う自分らしい時計。それは丸形でも、角形でも結構だ。だが、時計という既成概念の枠に収まらないカタチがある。遠目からでも視線を集める、誰もを魅了する“特別なカタチ”の腕時計をご紹介。今回は前編。

PATEK PHILIPPE
パテック フィリップ/ゴールデン・エリプス
金色を纏った黄金比が放つ完全な美



K18ローズゴールドケース、縦39.5×横34.5mm、自動巻き。336万円[予価]/パテック フィリップ ジャパン 03-3255-8109
「黄金の楕円」という名のゴールドウォッチには、もうひとつの「黄金」の意味が込められる。チュードル 時計 レディースそれが、黄金比である。ケースの横×縦の比率を1対1.6181とし、人が絶対的に美しく感じるプロポーションを取るのだ。

華奢なベゼルやバーインデックスの表情と相まって、腕元に収まる様は実にエレガント。

ゴールデン・エリプスの誕生50周年を記念するローズゴールドの最新作は、精悍な黒文字盤と相性も良く、黄金比を採用する数々の建築や芸術に並ぶアートピースのひとつに数えたくなる。

PIAGET
ピアジェ/エクストリームリー・ピアジェ・アーティー
ウォーホルも愛した造形美を再解釈して



K18WGケース、縦43×横45mm、自動巻き。385万円/ピアジェ 0120-73-1874
かのアンディ・ウォーホルが愛した。このひと言だけですべてが納得できるであろう美観。’70年代を象徴するTVスクリーン型ケースの名作を再解釈した。

ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを交互に施したステップベゼルからは、ジュエラーとしての手腕も垣間見える。

極め付きはダイヤルのグリーンマラカイト。自然が織りなす独特の縞模様が、この時計にさらなる芸術的価値を与えているのだ。



SSケース、40mm幅、自動巻き。146万円/ブルガリ ジャパン 03-6362-0100
紀元後310年頃に建築されたマクセンティウスのバシリカ(公会堂)から着想を得て、円と八角形からなる複合ファセットを持った「オクト」シリーズ。

本作はケース厚わずか6.85mmの薄型自動巻きモデルで、ロジウムコーティングを施したSSケースに、さらにサンドブラスト加工を施すことで類を見ないマットな表情に。

薄さの源となるムーブメントは、マイクロローター式にすることで、自動巻き世界最薄2.23mmに。最新技術の上に成り立つ独創的なカタチといえる。

トケイ×クルマ×オトコ。三者の夢が詰まった現代の究極形がコレだ!

カーレースの世界を描いた映画『栄光のル・マン』で、スティーブ・マックイーンが着けていたタグ・ホイヤーのモナコをはじめとして、昔からトケイとクルマ、そして大人のオトコの三者の関係は密接なものだ。

それは、機械としてのクルマの性能を追求する姿勢が、時計の精巧なメカニズムにつながるものだから。ロレックス腕時計 中古そして、こだわりを持った大人のオトコは大抵、この両者の世界にハマってしまうもの。

そんななか、トケイ・クルマ・オトコの三者、それぞれの魅力が際立つ腕時計がセイコーから1000本限定で登場。それがホンダのスーパーカー「NSX」とコラボレートした、「セイコー アストロン ホンダ NSX 限定モデル」だ。



TIケース、46.1mm、GPSソーラームーブメント キャリバー8X82。30万円/セイコーウオッチ 0120-061-012
「セイコー アストロン」といえば、2012年に誕生した世界初のGPSソーラーウォッチ。1969年にセイコーが世界に先駆けて発売したクオーツウォッチ「タグホイヤー 時計 ゴルフ」の名を受け継ぎ、“クオーツ革命”に次ぐ、時計史の“第二の革命”を起こすべく作られたモデルだ。

地球上のどこにいてもGPS衛星からの電波を受信し、経緯・経度・高度を特定することで、現在地の正確な時刻を表示してくれる。そのため、ユーザーはストレスを感じずに正確な時刻をすばやく知ることができる。

スマートな見た目を裏切らない、機能性もバッチリなこの腕時計。オトコ好みすることは間違いない。



そして、1990年にホンダのフラッグシップモデルとして誕生したのが「NSX」。新たな走りの喜びを提案するため、最高峰の運動性能を持ちながらも快適に操縦できるよう作られたスーパースポーツカーだ。

流れるようなボディラインからは、風を切って走る「NSX」の姿が目に浮かぶ。力強さと軽やかさの両方を持ち合わせたデザインで、誕生から四半世紀過ぎた現在も進化を続けているクルマだ。

そんな「NSX」のデザインを時計の随所に取り入れた今回のコラボモデルは、大人のオトコの感性をさらに掻き立たせるものになっている。
時計を作る人たちの熱い想いやこだわりが込められている「セイコー アストロン ホンダ NSX 限定モデル」。パッと見たときの印象よりも裏側にはさらに深いストーリーがあり、見た目だけじゃない魅力を感じられるはずだ。